2021-04-11 消えちやった ことば エッセイ ポエム 恋 愛 詩 消えちやった ざらざらと触った指がささくれと、怪我であなたのためでもなくなりました。 あなたのに、はーとを。 愛だと伝わらない花畑のはーとが、勘違いのまはまわたしは消えていきます。 一生会わないなんて、思わない? 実は大きな船にのって、駅のベンチできみを待ってみるかな。 表現しない服が、放り出された部屋の隅で、床が黒いことを初めて知って、鍵は壊れている。ちょっと悲しかったのは、360円。 君の顔が気を使うやさしさが、きみのきみのためのはーとだと、ここは花畑ではない。 冬。君をいつまで忘れる。