らぶぃね、なぐさめ。

らぶりーなお前らに、わたしのことばが響かないことを祈ります。愛していたよ。

お話

いつまで続ければいいのだろう。
朝が美しくて、夜は静かで、雨さえ愛しているお前らの愛とやさしさのなかで、いつまでも歩いて行ける。
手を繋いで、
そのままでいいよ、愛しているから。
顔が見たいと夜を眺める余裕を飛び出して、きみを呼びたい。
ほんとうに、愛がそこにあるから。
ただ、あるから。

雨は、植物が育つから、美しいのですか。
子どもは無垢だから、無条件なのですか。
わたしはわたしだから、わたしなのですか。
愛は育み、恋は芽生えるのですか。
産まれ落とされる前から、既に転がっている愛の飴玉に、愛はそこにありますなんて言わなきゃならないのなら、畑を燃やして、雨を呼んで、恵みだと、
朝は美しくて、夜は静かでと、歌ってほしい。

歌えるのでしょうね。
乱雑な強い合唱を、土砂降りの日に歌ってください。
困った顔をしないで。
つまらない話は嫌いです。