砂
保健室から見た校庭は、なぜかいつも晴れている。
サッカーはいつも尽きないし、灰色の砂がちらちらと輝いては、眩しい。
ここはいつも涼しくて、すーっと鼻に消毒液の匂い。
誰もいないのに、僕がだけがここにある。
早朝の白けた世界がピコピコと鳴っている。
僕だけの日。
僕だけの白。
僕だけの日。
ここにいたいんだ。
こころがそこにあった。
保健室から見た校庭は、なぜかいつも晴れている。
サッカーはいつも尽きないし、灰色の砂がちらちらと輝いては、眩しい。
ここはいつも涼しくて、すーっと鼻に消毒液の匂い。
誰もいないのに、僕がだけがここにある。
早朝の白けた世界がピコピコと鳴っている。
僕だけの日。
僕だけの白。
僕だけの日。
ここにいたいんだ。
こころがそこにあった。